高級魚 マハタの熟成
2017年1月25日

マハタの熟成
マハタといえば白身魚といえばかなりの高級魚として知られています。
最近では養殖が盛んになってきました。タイとともに高級養殖魚としてその地位を確立しつつあり、マハタは安定的に供給されるようになってきましたが、それでもやはり値段はお高めです。
そして、天然モノはあまり多く市場に出回らない高級魚です。
旬は春先ですが、年間を通して味の落ちない魚でとても美味しいのが特徴です。
今回優雅で仕入れたのは三重県産の天然のマハタ。
こいつをじっくりと熟成させていきます。まだ1日目なので、当然身はプリプリしててフレッシュ感に溢れています。まだ、魚本来が持つ旨味は弱めですが、噛むほどに奥行きが感じられるので熟成後のポテンシャルを相当感じることが出来ます。
熟成を開始したこのマハタを優雅で提供できるようになるのは2週間後くらいでしょうか。食べ時は毎日チェックしながら慎重に見極めていきます。
どんな味に変化していくか楽しみで仕方ありません。
さて、マハタの余ったアラはもちろん捨てたりしません。
上質な出汁が出るのです。
一部では幻の高級魚と言われる天然のマハタで出汁をとった熟成塩ウニのお茶漬けも、また絶品なのです。
是非、ご賞味いただきたいです。